火山ガラス微粉末「シリカホワイト」とは
シリカホワイトは、シリカ鉱石 (珪石鉱) SiO2を主成分とした原料を粉砕し、セメントの4倍強の超微粉にして製造しています。また、非昌質のSiO2を多く含むことからポゾラン反応性が高く、強度増強、躯体防水性、塩害及び薬品に対する耐久性、凍結融解抵抗が向上する上、白華・ブリージングを防止します。そして弊社のシリカホワイトは、白色であることも特徴のひとつです。
シリカホワイトは、一般的な生コンクリートの配合においては、砂と置換を行い内割にて使用しております(配合によりセメント置換も可能)。シリカホワイトは微粉末のため、セメントや骨材の空隙を充填し、シリカ質のゲル層をつくり出すことにより(上記:ポゾラン反応)、密実性の高いコンクリートに仕上げます。また、ブリージングも減少させ、分離抵抗性が向上することで色むらの少ない美観性のコンクリートになります。耐久性、防水性、美観性に優れたコンクリートにすることで様々な要望にお応えし多数の実績を収めてきました。
商標登録
「シリカホワイト」は、商標登録を受けています。
- シリカホワイト
- 商標登録 第4099410号
火山ガラス微粉末のJIS規格について
・2020年3月22日にJIS A 6209コンクリート用火山ガラス微粉末として制定
火山ガラス微粉末の定義→火山噴火物を原料とし選別、分級、粉砕などによって製造した
アルミノけい酸塩ガラス(火山ガラス)を主成分とした微粉末
※「シリカホワイト」は当JIS A 6209に適合
・建築工事標準仕様書・同解説JASS5鉄筋コンクリート工事2022に掲載
コンクリートの材料の混和材料としてJIS A 6209(コンクリート用火山ガラス微粉末)に適合
・レディミクストコンクリートJIS A 5308改定により掲載
2024年3月21日の改定においてJIS A 6209(コンクリート用火山ガラス微粉末)が混和材料の項目
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