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嘉麻市庁舎

旧山田市、旧稲築町、旧碓井町、旧嘉穂町の1市 3 町は、個性豊かで活力に満ちた地域を実現し、総合的なまちづくりと基盤強化を図るため合併を選択し、平成18年「嘉麻市」が誕生しました。

平成23年「新庁舎に関する調査特別委員会」が設置され、7回にわたる協議を経て、平成24年議員提案により議会に提出、可決され新庁舎の位置が確定しました。

平成28年4月14日熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード(M)6.5 の横ずれ断層型の地震が発生し、熊本県益城町で最大震度7を観測したほか、九州地方から中部地方の一部にかけて震度6弱~1を観測しました。これらの地震をはじめとする一連の地震活動は、当初熊本県熊本地方で活発でありましたが、4月16日の地震以降は、熊本県から大分県にかけて広範囲に活発な活動に推移しました。

新庁舎は高度な耐震性能及び耐火性能に加え、指令中枢機能を備えた防災・災害復興の拠点としての十分なスペースを確保するとともに、災害時の混乱を避けるため、周辺道路を有効に活用し、庁舎敷地へのアクセス性の向上について検討するなど、市民の安心、安全を守る役割を十分果たせる庁舎としました。

新市庁舎では高強度コンクリートが採用されることとなりました。圧縮強度が50N/mmを採用するため建築基準法に規定により(JIS A 5308)、大臣認定が必要となり、平成30年8月27日に、コンクリート特殊混和材「シリカホワイト」の混入させたコンクリートの大臣認定を取得しました。

現在時点で新庁舎の新築工事が促進されています。